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第21回：エキスパンションブースター「宇宙の呼び声」特集 その2
今回のネグザ研究所も、前回に引き続き「宇宙の呼び声」特集！！
今回は、研究部長KBが「緑」「黒」「白」「紫」の４つの色について、スタンダードなデッキとともに、新環境においてのパワーアップポイントを新規カードと共に紹介します。
緑
「緑」は1弾環境では《ザクレロ》、《シャア専用ゲルググ》と言った、攻撃に特化したカードを持つ「ビートダウンデッキ」として登場しました。
そして、「宇宙の呼び声」では、そのビートダウン戦略を強化するカードが大幅増量！
その中でも「特徴：三連星」を持つカードは、「三連星デッキ」として既存のデッキタイプを脅かす存在になる事が予想されます。
例えば、《ドム（ガイア機）》は、そのテキストで低国力ユニットの壁とも言える「エース」をものともせず、さらにはGをロールする事で相手の展開を遅らせる事まで可能。
《ガイア》等のキャラクターも自軍戦闘フェイズでの「ゲイン」を持ち、打点やユニットの生存力を上げる事に一役買います。
これまで『ガンダムウォーネグザ』では、少なかった速攻タイプのデッキでしたが、「三連星デッキ」の登場により、動きが遅いデッキは対策を怠ると気付いた時には本国がなくなっているかも？
黒
「黒」は、破壊効果を持ったカードによる場のコントロールから高国力ユニットにつないで、場の制圧をする戦術を特に得意としています。
「宇宙の呼び声」においても、この戦略を後押しするカードが多く収録されます。 代表的なカードとしては、《ザンネック》以上の制圧力を誇る《ジ・O》、配備エリアを狙い撃ちできる待望の破壊コマンド《歴史の立会人》、《さよならロザミィ》などがあります。
このように既存戦略を中心に強化がなされていますが、その他にも相手の行動を束縛する《ボリノーク・サマーン》のような、相手の行動を邪魔するようなカードも多く、新しいデッキタイプの登場も期待されます。
白
「白」と言えば、「SEED」のカード中心で構築された「ゲインデッキ」が一般的でした。
ただし、「ゲイン戦略」は戦闘力に頼った直線的な戦略の為、攻撃が上手くはまらなかった時に脆いという欠点がありました。
そしてその脆さをカバーするべく、新たな戦術を吹き込むカードとして《ストライクルージュ》が「宇宙の呼び声」で登場。
《ストライクルージュ》により、破壊耐性を持った「SEEDデッキ」は、これまでの攻撃一辺倒の動きに破壊無効の効果を織り交ぜてくれるカードです。
そして、「宇宙の呼び声」では、「新機動戦記ガンダムW」のカードが大幅に強化されます。
展開しつつカードを供給する《マグアナック》、その「特徴：マグアナック」を持つユニットの数次第で戦闘力をアップできる《ガンダムサンドロック（EW）》、そして合計国力を減らせる《セッション》等、「宇宙の呼び声」は「新機動戦記ガンダムW」ファンには強力カードが満載の待望のセットとなる事を約束します。
紫
「ガンダムAGE」を中心にした「共有デッキ」が代表的な「紫」ですが、《Zガンダム＆カミーユ》等の「共有」対策を兼ねた「ACE」登場後には、新たな戦略を必要とするようになりました。
その中で、「AGEデッキ」の新戦略の一つとして挙げられるのは単作品デッキにおける「ゲイン戦略」です。
「宇宙の呼び声」では、その「ゲイン戦略」に結びつくようなカードとして《ガンダムAGE-1 フラット》が追加。
《ガンダムAGE-1 フラット》は、強力コマンド《AGEシステム》と同じ効果を持つユニット。
コストが重い《AGEシステム》に対し、基本のロールコストの安さや、「AGE‐１系」という特徴、さらには「改装」持ちとして非常に使いやすいカードです。
《ガンダムAGE-1 フラット》の登場により、ユニットの戦闘力を底上げしやすくなった「AGEデッキ」は、「ゲイン戦略」の効果をさらにアップさせるでしょう。
今後は《ガンダムAGE-1 フラット》や《AGEシステム》で、コインが何個も乗って、強化された《ガンダムAGE-1 タイタス》で勝利するという場面をよく見かけるようになるのではないでしょうか？
その他にも「ゲイン戦略」に投入したくなるようなユニットもあり、今後の情報にも注目です。
今回のネグザ研究所は、もうすぐ発売される「宇宙の呼び声」特集。
今回紹介したデッキタイプが「宇宙の呼び声」によって、どのように強化されるのか？
それとも新たなタイプのデッキが登場するのか？
その答えを、「宇宙の呼び声」とともに確認しよう！！
それでは、次回もお楽しみに。
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