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トーナメント

GT7都市地方予選大会[2010 2nd SEASON] in 広島

開催日 2010年12月12日


 12月12日2010年最後の大会となる広島会場が開催されました。広島会場中四国地方からだけでなく、九州近畿地方からの参加者も多く、いつもデッキバラエティが豊かです。

 今回のデッキ傾向も「戦いという名の対話」が解禁された大阪会場の結果を意識しつつもひとつの答えに集中せず、様々なデッキタイプが使用されていました。
 現環境でマークすべきデッキタイプとして「OOコントロールデッキ」と青単色、もしくはの「ユニコーンコントロールデッキ」が存在するわけですが、どちらも合計国力5から本領発揮するタイプなので、そのまえに決着をつけてしまおうというデッキが存在します。Aブロックで優勝した「投棄ネロスデッキ」もそのひとつ。


 合計国力4でプレイ可能な《宝物投棄》は自分と相手の手札と捨て山のカードを全てジャンクヤードへ送ってしまうコマンドで、手札に場を構築するためのカードを持っておくコントロールデッキにとって脅威となるカードです。自分も被害を受けますが《ネロスガンダム(虹色の脚)》の効果で自身のユニットは確保できるので有利な状況を作り出すことが出来ます。また《ノーベルガンダム(バーサーカーモード)》《アレンビー・ビアズリー》のセットはユニットによるコントロールを防ぎ、交戦でも速攻タイミングに14点ダメージと《ダブルオークアンタ》相手に一方的に勝てるということもあり「投棄ネロスデッキ」は人気があります。
 また広島会場独特のデッキタイプとしては「青単色ユニコーンコントロール(ライザー入り)」が使用者も多く、他の地方よりも流行っている印象を受けました。このデッキは既存デッキの《ガンダム》《ガンキャノン(108号機)》《ガンキャノン(109号機)》の枠を《ダブルオーライザー》《オーライザー》《ダブルオークアンタ》に入れ替えたもので、ユニットサイズや突破力などが格段にアップしています。
 その他気になったカードとしてはBブロック2位のデッキの《アレハンドロ・コーナー》Bブロック3位のデッキの《ジオンの姫御子》《アレハンドロ・コーナー》、相手の手札を自分のハンガーへ奪って、1ターン相手の行動を妨害するキャラクター。次の自軍ターン開始時に相手のハンガーへ返却するのですがそこがポイント。
 大阪会場レポートでも書きましたが《ダブルオーライザー》《ダブルオークアンタ》はハンガーにあると早めに展開することができないため、除去的な役割を果たします。26弾「戦いという名の対話」収録の《ジオンの姫御子》はオペレーションタイプのカウンターで場においてあるだけで相手がキーカードのプレイをためらうという強力な抑止カード。自分の場を構築したらあまり自分からカードをプレイしない「OOコントロールデッキ」と非常に相性が良く、デメリットを気にせず使用されていました。

2010年最後のレポートということでかなり長文になってしまいました。
年明けの名古屋会場ではガンスリンガー大会が併設されますので、ぜひ遊びに来て下さいね。

● GT7都市地方予選大会[2010/2ndSEASON] 広島大会 Aブロック
第1位 永吉 雄大 GTセミファイナル
参加権
第2位 岡崎 俊之
第3位 武永 知拓
第4位 興津 友宏
第5位 後藤 隼兵
第6位 松田 大二朗
第7位 藤田 紳也
第8位 寺元 誠
第9位 得田 裕之
第10位 圃山 浩輝

● GT7都市地方予選大会[2010/2ndSEASON] 広島大会 Bブロック
第1位 清藤 和哉 GTセミファイナル
参加権
第2位 岡野 仁
第3位 松本 好史
第4位 上田 健揚
第5位 広本 健悟
第6位 中西 佑介
第7位 佐藤 剛
第8位 木本 継人
第9位 今関 良成
第10位 神野 祥吾