『ガンダムウォーネグザ オフィシャルウェブサイト』へようこそ。『ガンダムウォーネグザ』は、「機動戦士ガンダム」の世界を舞台にした、二人用対戦型トレーディングカードゲームです。

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第7回:『ガンダムウォー』のカードで戦おう

『ガンダムウォー ネグザ』でも戦える『ガンダムウォー』のカードを探してみよう!

先週、『ガンダムウォー ネグザ』で『ガンダムウォー』のカードを使用する際の読み替えのルールを公開いたしました。

ACE以外のカードや、Gとしてプレイする(場に出す)カード以外のカードをプレイする場合、またはプレイ以外の方法で場に出た場合、コストとして、
1: そのカードが持っている、本来の指定国力と同じ色のロールコストを、本来の合計国力の値と同じだけ、支払います。
2: その後、自軍G、または自軍手札を合計X枚をゲームから取り除きます。Xの値は、本来の指定国力の合計値とします。
この1と2のコストを両方支払わない場合、そのカードはゲームから取り除かれます。

このルールを元に『ガンダムウォー ネグザ』でも戦える『ガンダムウォー』のカードを探してみましょう。

読み替えのルールの影響がないカード

読み替えの影響がないカードとしてはGカードとACEが挙げられます。
Gカードの中でも第26弾「戦いという名の対話」や第27弾「雷鳴の使徒」に収録されている「ユニークG」は、Gとしてプレイできるだけでなくテキストの効果も持つため、これまでと同じ感覚で使うことができるでしょう。

激しき情念 通じ合う心

またACEもこれまで通り「指定国力」「合計国力」「資源コスト」を支払ってプレイするため、「ロールコスト」の支払いで国力が減ることがありません。他のカードのプレイの邪魔にならないため、プレイしやすいカードと言えるでしょう。

その他の『ガンダムウォー』カードの選び方

GとACEはこれまでの感覚でプレイできるとして、他のカードはどうでしょうか? 正直なイメージはマイナス面が多いでしょう。

  • ・Gサインがない
  • ・ロールコストの支払いが多い
  • ・指定国力分のカードを取り除かなければならない

だからと言って『ガンダムウォー』のカードを使わないのはもったいないことです。
なぜなら『ガンダムウォー』のカードは『ガンダムウォー ネグザ』でも十分なカードパワーを持っているからです。
ネガティブにみえる要素も工夫すれば『ガンダムウォー』のカードを使ううえで、それほど影響は出てきません

■Gサインがないことへの工夫 「入れすぎに注意」
『ガンダムウォー』のカードにはGサインがありませんので、入れすぎるとG事故が起こりやすくなる、と感じることでしょう。ですが『ガンダムウォー』と比べてください。
『ガンダムウォー ネグザ』のカードをデッキに半分入れてG25枚。デッキにGを約18枚入っていた頃よりG事故の可能性は低くなってますよね。 デッキに入れる『ガンダムウォー』カードの枚数が極端に多くなければ、G事故というGサインの問題は解決されます。
もうひとつGサインがないことで問題なのが新特殊効果「ゲイン」の成功率が下がるという点。
この点については「ゲイン」を積極的に使っていくデッキならば『ガンダムウォー』のカードの枚数はデッキに5~10枚程度に抑えれて成功率を9~8割くらいに確保しましょう。また「ゲイン」は必須の特殊効果ではありません。「ゲイン」を主軸にしなければGサインがないということは問題にならないでしょう。

■ロールコストが多いことへの工夫 「合計国力の低いカードを選ぶ」
『ガンダムウォー』の時とプレイ可能な最速のターンは、どちらも合計国力の値を参照しているのであまり差はないでしょう。しかし『ガンダムウォー ネグザ』ではロールしたGは国力を発生しないので、同じターンに他のカードをプレイすることはほぼ不可能となります。駆け引きのためにリロール状態のGを残してプレイしようと考えると、プレイできるターンは遅くなりそうです。
『ガンダムウォー ネグザ』のカードと同じような感覚でプレイするには、合計国力が1~3のカードを選ぶと良いでしょう。
シャア専用ズゴック&アッガイ》は合計国力1なのに敵軍コマンドを回避するテキストを持つ優れモノ。ロールコストでオペレーションをロール出来なくなったので、オペレーション破壊でも活躍してくれるでしょう(ACEも破壊できますよ)。
カプル(コレン専用)》も合計国力1で使えるユニット。敵軍ユニットが1枚で出撃してきた時の鉄壁さは『ガンダムウォー ネグザ』でも健在です。

シャア専用ズゴック&アッガイ カプル(コレン専用)

■ロールコストが多いことへの工夫 「デュアルカードを使ってみる」
合計国力の値だけGをロールするルールは、指定国力が複数あった場合、どちらかの色を選んで支払います。ということは、これまで2色のGが必要だったデュアルカードを単色デッキで使えるようになった、ということです。
2枚カードを取り除く必要がありますが全てのユニットを破壊できる《魂の輝き》が単色デッキ、単色デッキで使えるのは面白そうです。
また《GNフラッグ》や《ガンダムアストレア(タイプF改)&ガンダムサダルスード(タイプF)》といったのカードも単色で使用可能なのは嬉しいところです。

魂の輝き GNフラッグ

■カードを取り除くことへの工夫 「ドローカードはテキスト起動タイプを使おう」
カードの取り除きのルールの影響では『ガンダムウォー』のドローコマンドでは、ほぼアドバンテージが取れなくなったことがあげられるでしょう。
密約》をプレイした場合、「《密約》1枚を使って、自軍手札か自軍G1枚をゲームから取り除いて、カード2枚を引く」ということになり、これまでのようなアドバンテージは得られません。
アドバンテージを得るにはオペレーションのように場に残って、失ったカードよりも多くの枚数が引けるカードでなくてはいけないでしょう。
そう考えると《ガンダム試作0号機ブロッサム》や《一日の長》などは『ガンダムウォー ネグザ』でも積極的に使えるドローソースかもしれません。

ガンダム試作0号機ブロッサム 一日の長

一日の長》を使う場合、自軍ユニットがいるとドローできなくなるため、上手に運用するにはユニット以外で本国を守る手段が必要となるでしょう。そこでオススメなのがグラフィックカード。グラフィックカードを多めに入れておいて、ガードシステムで敵軍からのダメージを減少させれば、十分なアドバンテージを得るだけのターンが稼げるでしょう。

第24弾に収録されているACEもドローソースの候補でしょう。ロールコストの導入でテキストが使いにくく見えたり、アンタッチャブル効果が無くなりましたが、プレイ時にカードを取り除く必要がありませんし、毎ターン、2国力を失って1ドローなら十分もとが取れそうです。

キュべレイ&ハマーン

■カードを取り除くことへの工夫 「何度も起動するテキストを探そう」
ドローソースと同じ感覚で取り除くカード以上のメリット得られそうなカードもデッキ構築時の選択肢のひとつになりそうです。敵軍本国へダメージを通す毎に軍勢コインを3個生み出す《謙信ガンダム》やユニットが場に出る度に3ダメージを与えられるコインが補充される《攻勢の機運》は可能性が感じられますね。なにかが増えていくわけではありませんが、毎ターン、「高機動」を持つリフターコインを生み出せる《インフィニットジャスティスガンダム》も『ガンダムウォー ネグザ』に収録される「高機動」ユニット次第では使っていきたいカードでしょう。

謙信ガンダム 攻勢の機運 インフィニットジャスティスガンダム

■カードを取り除くことへの工夫 「もとから犠牲がつきもののカード」
カードの効果自体にカードを取り除くことと同じような結果をもたらす効果があるものは、違和感なく使っていけそうです。どうせ自分の場のカードも手札に戻って捨てることになる《恫喝》や手札を捨てることになる《宝物投棄》や《血のバレンタイン》とかは研究の余地がありそうです。《恫喝》は「クイック」持ちのユニットに期待しましょう。

恫喝 宝物投棄 血のバレンタイン

■他にもまだあるオススメカード
これまで紹介してきたカード以外にも『ガンダムウォー ネグザ』で活躍しそうなカードはあります。
第28弾で登場した《ノイエ・ジール》は合計国力が高いものの、Gがたくさん並べられる『ガンダムウォー ネグザ》ならば強力なユニット生産カードとなるでしょう。
カウンターでは《嫉妬》がオススメ。ロールコストを支払うごとに国力が減っていくシステムなのでカウンターのチャンスはかなりありそうです。逆にと戦う時は、キーカードを国力ギリギリでプレイしないように気をつけましょう。
連続でのカードになりますが昔の強カード《加速する狂気》にも注目。このカードには「(自動D):3以上の合計国力を持つ、ユニットが~」というエラッタが入っていますが、Gサインの導入でユニットの枚数が増えそうな『ガンダムウォー ネグザ』環境なら何度もテキストが使えそうです。バウンスが怖い『ガンダムウォー』のユニットにとっては悪夢となるかもしれません。

ノイエ・ジール 嫉妬 加速する狂気

■最後に『ガンダムウォー』のカードを選ぶ時のポイント
今回紹介したカードは『ガンダムウォー ネグザ』で活躍するだろうカードのうちのほんの一部です。
カードを選ぶ時のポイントをまとめておきましたので、これを参考にしてアナタだけの一枚を見つけてください!

ポイント1 ユニットはサイズよりもテキスト重視!
『ガンダムウォー』のカード最大のアドバンテージはそのテキストの性能! 特にユニットは戦闘力よりも、何度も使えるテキストを持ったカードを選ぼう!!
ポイント2 指定国力が低めのカードを選択しよう!
指定国力が低ければコストの読み換えの際、ゲームから取り除くカードの枚数を抑えられます。
まずは指定国力が1か2のカードの中から性能の高いカードを見つけ出しましょう!
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