『ガンダムウォーオフィシャルウェブサイト』へようこそ。『ガンダムウォー』は、『機動戦士ガンダム』の世界を舞台にした、二人用対戦型トレーディングカードゲームです。

ネグザレポート

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第3回:ルール解説編スタート

新要素その①『カードプレイが一新!ロールコストで深まる戦略!』

今週から4週にわたって『ガンダムウォー ネグザ』の新ルール、変更点などを紹介していきます。第一回目は新しくなったカードデザインとカードのプレイに深く関係する「ロールコスト」についてです。
まずは新しくなったカードデザインをご覧ください。

カードデザイン一新


左側からユニット、キャラクター、コマンド、オペレーションです。
共通して気になる点といえば右上のコスト部分と、左下に追加されたマークでしょうか?
右上のコストについてはあとで解説します。左下のマークは「Gサイン」というものです、このサインを持つカードはGとして場に置くことが出来ます。詳しいルールにつきましては来週説明しますので、更新をお待ちください。またテキストボックスまわりも変化しています。

テキストのプレイのタイミングとテキストのコストが強調されています。テキストがいつ使えるのか、一目瞭然ですね。さらにプレイ時に対象が必要なテキストの場合、対象部分が赤字になっています。これで何が対象なのか、悩まなくて済みますね。
あと、細かい部分のデザインでは地形適性の部分も変わりました。「宇宙」「地球」のアイコンにも色が付きましたので、対戦のときに相手のユニットがどちらか1つの地形適性しかもっていないというのもわかりやすいです。


ユニットの戦闘力とキャラクターの戦闘修正のボックスの形も新しくなりました。これで複数のユニットが出撃してもどれがユニットで、どれがキャラクターか区別がつきますね。
このように『ガンダムウォー ネグザ』では大小様々な工夫を凝らし、より遊びやすく進化しております。ゲームの内容だけでなく、プレイ環境などにも配慮していく予定ですのでご期待下さい。

新カードプレイのルール

さてお待たせしました。次はカードプレイのルールです。
カードプレイのルールについては2つの大きな変更があります。
◆変更点その1:ユニット、キャラクター、オペレーションのプレイ制限の廃止
◆変更点その2:ロールコストの導入


まず変更点その1ですが、『ガンダムウォー ネグザ』では「プレイヤー毎に1ターンに1枚まで」の制限がユニット、キャラクター、オペレーションに関しては廃止されます。自軍配置フェイズにユニット、キャラクター、オペレーションをコストが支払える限り、何枚でもプレイが可能となりました。

そして変更点その2。右上のコスト部分に注目してください。数字が2つだけになりました。左側の数字が「合計国力」、右側の数字が新しく加わった「ロールコスト」です。『ガンダムウォー ネグザ』ではカードをプレイする際、この2つの数字を使用します。プレイの順番は次の通りです。

●ステップ1:合計国力の支払い

これまで通り、発生している国力以下の合計国力を 持つカードのみプレイが可能です

●ステップ2:ロールコストの支払い

ロールコストはプレイ時に指定された色のGを数字分だけ ロールさせるコストのこと。
・カードAは青のロールマークに2と書いてあるので、青のGを2枚ロールさせます。
・カードBは緑のロールマークに1と書いてあるので、緑のGを1枚ロールさせます。

ここで重要なことがひとつ!
今までのルールではGが常に国力を発生していましたが、これからのルールでは、ロール状態になったGは国力を発生しなくなります。
ロールコストを支払うと、国力が減少してしまうのです。複数のカードをプレイしたい場合は、なるべく合計国力の高いカードからプレイするように心がけましょう。あとは今までのルールと同じく、下記以降の手順を行います。

●ステップ3:プレイされたカードとなる

●ステップ4:効果が解決される

どうでしょうか?ぱっとみた限りでは、「指定国力の支払い」と「資源コストの支払い」がなくなった分だけ、コストの支払いが簡単になっていますね。
「指定国力の支払い」が担っていた「色の縛り」が今回のルールでは「ロールコストの支払い」が担うことになりました。
では、新しいカードのプレイのルールで、ゲームは実際どうのように変わるのでしょうか?


新しいカードプレイのルールでどう変わるのか?

まず「資源コスト」が無くなったため、本国にダメージを受けなければ本国のカードをすべて引ける可能性があります。また本国が最後の1枚になってもカードがプレイでき、大逆転ができるかもしれません。
次にユニットなどのプレイ制限が解除されたため、1ターンに一気にユニットを出すといった戦術が取れるようになりました。ただ逆にロールコストが導入されているため、自軍ターンにカードをプレイしすぎると、敵軍ターンにカードがプレイできない、ということが起こります。上手にコストのやりくりをする必要があります。

それでは、例を挙げてカードをプレイしてみましょうか。例えばこんな状況はどうでしょう?

例えば最初に【カード01】をプレイします。国力が5なので合計国力は満たしています。ロールコストも青のGが2枚リロール状態なのでOK。青のGを1枚ロールしてプレイ完了です。

手札には3枚のカードが手元に残りました。


さて、この状況でプレイ可能なカードはどれでしょうか?
正解は【カード03】と【カード04】となります。
【カード02】はリロール状態の青のGが1枚しかないため、ロールコストが支払ません。結果【カード02】はプレイすることができません。
では残った【カード03】、【カード04】両方をプレイする方法はないか考えてみましょう。

それではまず【カード03】から先にプレイしてみます。
【カード03】をプレイするとロールコストとして緑のGを2枚ロールします。


そうするとリロール状態のGは青と黒の2枚だけとなり、発生している国力は2となります。【カード04】のロールコストは支払えても、合計国力4は満たせませんのでプレイできません。
逆に【カード04】からプレイするとロールコストとして黒のGを1枚ロールします。


リロール状態のGは青1枚と緑2枚です。【カード03】は合計国力3と緑のリロール状態のGが2枚あればプレイ可能ですから、【カード03】、【カード04】の両方がプレイできたことになります。

このように『ガンダムウォー ネグザ』ではカードをプレイする順番によって、プレイできるカードの枚数が変化してしまいます。(ちなみに上記の例では【カード02】をプレイする場合は、【カード03】か【カード04】のどちらか1枚しか同じターンにプレイできません。【カード04】は先にプレイしましょう。)『ガンダムウォー ネグザ』ではプレイの順番が勝敗を大きく左右します!

くどくなりますが、自軍ターンの開始時にならないとGはリロールされませんから、自軍ターンにカードをあまりプレイしすぎると敵軍ターンに防御用のコマンドなどがプレイできなくなります。自軍ターンに敵軍ターンのことも考えてカードをプレイすることも重要になってきます。

このように『ガンダムウォー ネグザ』のカードプレイは考えなければならないことがたくさんありますが、その分思考ゲームとしてのやりごたえは十分ですよ。進化した『ガンダムウォー ネグザ』でより考え抜いて勝つ楽しみを味わってみませんか?

新ルールの概要は4週に渡って紹介していきます。来週は「Gサイン」について説明します。

次週以降の更新予定一覧

■7/12更新予定:すべてのカードがGに!
  すべてのカードに追加可能な「Gサイン」について説明。また「ガンダムAGE」などを含めた新しい勢力図を紹介します。
■7/19更新予定:新しいカードタイプ追加!
  『ガンダムウォー ネグザ』より追加される未知のカードタイプが明らかに!新しい特殊効果なども合わせて紹介します。
■7/26更新予定:『ガンダムウォー』のカードの読み替えについて
  これまでのカードを『ガンダムウォー ネグザ』のデッキに組み込む場合のルールや戦略について説明します。